ちょい見せ健康塾!⑧ジョギングとウォーキングの選択基準とは?
「いやー!走った走った!」
ジョギング、健康に良いと言われていますよね。
実際問題では微妙と思いますけどね。
「なんでだ?」
ジョギングは筋肉を酷使するからです。
「でも、負荷の軽い有酸素運動だぞ?」
そうですね。
でも、身体の悪い方にとっては、軽いジョギングでも身体を酷使しているのと同じなのです。
「どういうこと?」
普段からジョギングをしている方であれば良いのです。
ジョギング用の筋肉がついているでしょうし、身体の使い方を理解しているでしょうから。
健康のために、とさして歩くこともしておらず、筋トレやダイエットもしていない方が急にすると、それは身体を痛めつけているほかないのです。
「でも、普段仕事とかで歩いているじゃん」
スーツに革靴で歩いているものは、ウォーキングではなく、ただの移動です。
その動作では筋力は付きませんし、ジョギング用の筋肉なんてのはもってのほかです。
勿論、意識して長く歩いている、とかって方は違いますよ。
毎朝20分『連続して』歩く方とかなら、ですけど。
「細切れでじゃダメなのか?」
全然だめです、意味ありません。
有酸素運動は連続で筋肉を使い、酸素を沢山送り込まないといけません。
なので、仮に一生懸命筋トレをしても、ジョギングそのものにはあまり効率的とは言えませんね。
「でも、陸上競技の人たちって筋トレするじゃん」
あの方々は、走るという練習があって、そこに追加で筋力を向上させるためのトレーニングをしているのです。
筋トレをして走るのではなく、走るうえで必要な筋トレをしている、というのが正解ですね。
「じゃあ、筋肉ムキムキでも走れないってこと?」
そこに関しては、筋持久力の話になりますからね。
ボディービルダーが体力がない、と言われるのはそこになります。
筋肉が働くには酸素を送り込む必要があります。
そして、その酸素を送り込むにはある程度の柔軟性、ストレッチ性が重要になります。
「筋肉ムキムキだと柔軟性やストレッチ性はないのか?」
筋肉ムキムキということは、身体を苛め抜いているので、基本的には柔軟性は少ないですね。
如何に負荷をかけて筋肉の密度を上げて、脂肪を落とすか、でしょうから。
勿論、ラグビー、アメフト、バスケ、格闘技のような、短時間で超高馬力を、何度も出さないといけない人達であれば、柔軟性のあるムキムキの筋肉だと思います。
「じゃあ、そういう筋肉つければ良いんだな」
そうです。
そして、その筋肉をつけるのは並大抵のことではありません。
なので、単純にジョギングをできる筋肉をつけるのであれば、ジョギングに近い動き・・・ウォーキングから始めるほうが良いのです。
「じゃあ、ジョギングしたい人はウォーキングから始めるのか?」
そうですそうです。
そして、何故ジョギングをしたいのかはちゃんと固めないといけません。
健康になりたいなら、ウォーキングのほうが明らかに良いです。
ダイエットなら、動くことよりも食事制限の方が効果があります。
体力向上なら、タバタ式トレーニングや、HIITの方が効率的です。
勿論、長距離競技のためとか、サッカー、バスケなどの走る時間が長い競技であれば、ジョギングが良いでしょうけどね。
「タバタ式、HIITってなんだ?」
数年前からよく名前を聞くようになった高付加のトレーニングです。
短期間で行えるものなので、ダイエットに良いとされていますが、本質は体力向上の方にあります。
これについては、そのうち書いていきますね。
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