ちょい見せ!健康塾!⑤玄米食①じゃあ何を食べろかって?玄米一択でしょ!
「健康になりたいんだけど、何食べればよい?」
個人的におすすめなのはこちらのお店の玄米です。
とりあえず、まずは何故玄米が良いのかの話をしましょうか。
「白米と玄米ってそもそも何が違うの?」
玄米は精米していない状態・・・つまり、ぬかのついたままの状態だと思ってください。
「ぬかって、ぬか漬けとかに使われるアレ?」
そうです。
何度かお米を洗ったときに白く濁るのは、玄米を精米して、お米に残っているぬかが水に溶けてああいう色になるんですね。
「でも、あれって何回も洗って流すじゃん」
ぬかは独特な香りなどがあるから、洗い流すことが当たり前になっていますね。
ぬか漬けの匂いがダメな方がいるように、お米にぬかが残っていると嫌な臭い、と感じる方もいます。
「じゃあ、やっぱり流した方が良いじゃん!
いいえ、健康だけの話でいえば、それは大幅に損をしています。
そもそも、白米って何かしっていますか?
「いや、普通に・・・お米でしょ?」
いいえ、白米はただの砂糖です。
「はぁ!?」
お米や小麦粉などは炭水化物と言われますね。
しかし、最近は栄養の記載時には、炭水化物と書かれず、糖質と書かれることが増えてきています。
「ああ、コンビニのおにぎりとかそうだもんね」
そもそも、炭水化物って何かはご存じですか?
「ごはんとか、パンとか、パスタとか・・・主食になるもの?」
半分正解ですね。
炭水化物は、それらのようなものを指すことが多いですが、実際には糖質と食物繊維の総称なのです。
「どういうこと?」
例えば、糖質制限をしたことがある人は『茶色い炭水化物を食べろ』というのを聞いたことがあると思います。
「茶色い炭水化物?」
全粒粉のパンとか、玄米ですね。
それらは普通の小麦粉や白米と異なり、生成されていない炭水化物・・・つまり、食物繊維ののぞかれていない炭水化物なのです。
「じゃあ、なんでそれらを除くの?」
凄く単純な話です。
取り除いたほうが雑味がなく、かむのも簡単で、おいしいからです。
「じゃあ、そっちの方が良いじゃん!」
いいえ、生成された炭水化物・・・小麦粉や白米は雑味などがなくなる分、食物繊維は勿論、様々なビタミン、ミネラルなどが除かれたものなのです。
「だから、どういうこと?」
最初に言った通り、それらには糖質・・・つまり、砂糖しか残っていないわけですね。
行ってしまえば、魚やお肉をオカズに砂糖を食べているようなものです。
だから、逆に言えばしょっぱいものには合うんですね。
塩分と糖分の組み合わせは脳や身体が最も喜ぶ組み合わせですから。
「なんで塩分と糖分の組み合わせは喜ぶんだ?」
生命維持において、もっとも重要な成分だからです。
脳を働かせるには糖分が、身体の中で様々なやり取りをするには塩分が重要になります。
「そうか、それで喜ぶから、脳が美味いって感情を出すんだな」
その通りです。
しかし、実際には塩分と糖分を摂り過ぎると、脳は働くし、身体の中の反応はちゃんと起きますが、健康からは離れてしまいます。
「どういうこと?」
生命維持と、健康というのはイコールではないということですね。
生きるために必要な糖分と塩分は、摂り過ぎれば排出が大変なので、肥満や血圧上昇など、様々な悪さをするのです。
「変な話だな」
何事も摂り過ぎは良くない、という話ですね。
話がそれましたが・・・玄米は生成されていない炭水化物なので、様々な栄養素は含まれています。
「食物繊維だけじゃないの?」
あの小さな粒だけで成立しているのですよ。
実が成長するためのミネラルやビタミンはたくさん含まれています。
「あんな小さい米粒に?」
あんな小さな米粒だからこそ、です。
健康志向の方は生成されたビタミンなどを飲んでいる方も多いようですが、あれはあまりオススメできません。
効くっていう話を一度も聞いたことがありませんからね。
そして、昔ボディービルダーの方に聞いたのが『栄養は基本的に食事で摂ることを第一に考えています。プロテインやサプリメントは飽くまでもその補助です』という言葉。
「え?当たり前じゃないの?」
そうです、当たり前なのですが、パンや白米をしょっぱいおかずで山ほど食べて、プロテインやサプリメントを飲む、というのは間違っているのです。
逆に言うと、普段の食生活が乱れすぎているからこそ、そういうものに頼ってしまうのです。
「でも、やっぱり栄養バランス心配じゃない?」
そうですよね。
じゃあ、一つ昔話をしましょう。
江戸時代の食事ってご存じですか?
「玄米とおしんこ、お味噌汁と偶に魚のイメージがあるけど」
そうですよね。
今よりもはるかに衛生観念が低く、移動手段が少ない時代にそれだけでも健康を保てていたんです。
逆に、『そんなに動くなら肉食え、肉!あと白米はうまいぞ!』とされた飛脚が今まで走れていたのに、走れなくなったという話を何かで聞いたことがあるかもしれません。
それだけ、玄米には様々な栄養素が含まれてて、それだけでも完結できるだけの栄養食、ということです。
逆に言えば、白米になるとその栄養が抜かれ、筋肉に良いとされる肉を食っても、実際には別にパワーになることはない、ということですね。
「肉食ってるのに走れないなんてことあるんだな」
走るためのエネルギーは結局、血液の中に溶かせる糖質が一番なんでしょうね。
健康を気にしている方々。
とりあえず、白米を玄米に変えるところから始めてみてはどうでしょうか。
ここの玄米はおいしく食べやすいのでオススメです。