自己責任という難しさ
私、自己責任という言葉が好きなんですよね。
最強の自己責任を求めて、無人島暮らしをしたいと思ったほどです(笑)
昨今、責任感のない人は増えてきています。
そもそも、責任を押し付ける人も増えていたりしますし、いざ「責任を取る」と言っていても、その場で逃げる人も居ます。
・・・まあ、うちの前の会社の社長なんですけど(笑)
自由には責任が伴う、というのもよく聞きますね。
まあ、そりゃ自分の好きにするんだから、全部自分に責任が返ってくるのは当たり前の話で。
私のいう、最強の自己責任、無人島暮らしも、結局は最大限の自由に、自分で責任を取らないと死ぬ、という最大限の責任が来るわけです。
この言葉を嬉々として使う人は嫌いですけどね(笑)
責任の伴わない自由はただの自己中なので、難しい話です。
では、本題。
ツイッターで「こんな暑い中、中学生たちが部活で外を走っている。今すぐに辞めさせたい」という旨のツイートが伸びてました。
そのリプに「僕たちの青春を奪わないでください。倒れる倒れないは自己責任を負います」というようなものがありました。
これに対してコメント欄では「学生さんのうちは自己責任は認められない」という旨の話が出てました。
そもそも論として。
暑い中で運動しているだけでは熱中症になりません。
脱水症状で汗がかけなくなり、体温調整ができなくなると、身体がオーバーヒートして、熱中症になるのです。
なので、そもそも暑いから運動中止しろ、というのもおかしい問題ではあるのですが・・・。
あと、塩分塩分言う人も居ますが、正直別に要りません。
真夏に断食をして、塩分を10日間取らなかった私が、熱のこもった体育館で空手やっても、炎天下でテニスをしても大丈夫だったので。
むしろ、塩分を取ることで体内の塩分濃度を上げるほうが危ないんじゃないかと思いますけどね。
とにかく、水分は沢山摂らせることに異論はありませんが。
話を戻しますが・・・。
私が中学生の頃は上がっても31度くらいでしたが、今は35度とかまで上がるから、運動を中止させたい、という気持ちはわかります。
でも、学生さんのいう通り、部活に青春をかけている子もいるでしょうし、それを無理やり中止させる、というのもかわいそうな話ですよね。
でも、彼らが倒れたとき、彼らがいくら「自己責任で練習します!」と言ったところで、監督不行き届きで学校がやり玉に挙げられるのも、わかりきっている問題です。
まあ、そもそもその炎天下で部活をしている学校への苦言なので、学校側もあまり深刻には考えていないのでしょうけどね。
ただ、やる!やめる!っていう両極端な考え方はどうなのかなぁ、と思います。
「部活なんかよりも命が優先!」という意見もあるでしょうけど、部活に青春掛けている子たちからすると、それは厄介でしょ。
多分、スポーツをしていない側で、インテリの人たちの意見なんでしょうけどね。
インテリ且つスポーツをしている私からすると、その解決策を探すべきだと思っています(笑)
勿論、脳筋な考え方はタブーですけどね。
根性でなんとかしろ!っていうのもお門違いです。
昔は水分なんて摂らなくても大丈夫だった、というのは気温の変化を考慮していないから論外です。
自己責任、というのは社会人になってようやく少しずつ貰える権利です。
でも、それまでは逆に言えば、自己責任を持っている大人が守ってあげないといけません。
とはいえ、昨今、自己責任から逃げる大人もふえてきているので、すごく難しい話だな、とは思うわけですが。
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