ドムラス効率研究所

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要領よくなるには・・・よくある「これをすればよくなります」というのは全部嘘という気持ちを持つことから。

要領が良くなる方法、などで調べると「良くなるための10ポイント!」とか「要領悪い人はこれを治せ!」とかがありますが、正直そんなことしても絶対に良くなりません。

要領の良さというのは、そもそも根底レベルの話なので、表面化している部分をどう変えようとしても意味がないのです。

そもそも、要領を良くしようと動いていないのだから、良くならない、ということですね。

 

では、要領を良くするにはどうすれば良いのか?

根底の部分を変えるために色々と考えないといけません。

まずは、「何故要領をよくしたいのか?」から。

そもそも、要領を良くしたい、という人はそこの根底がふらついているからなりません。

ダイエットやスポーツと同じで、人から言われたから、というのであれば、絶対に成功しません。

 

作業効率を上げて仕事に空き時間を作りたい。

そういう明確な考え方がないと、要領は絶対に良くならないのです。

例えば、上記のように仕事効率を上げたい、となれば、

・仕事をリスト化する

・優先順位をつける

・その作業にかけられる時間を考える

・最低ラインを踏まえる

という手順が必要になります。

 

しかし、根底に「人から言われたから効率を上げたい」というのしかない場合、漠然と「手を早く動かす」と、相手から見たら仕事を早く行っているように見せる手段になってしまうのです。

要領の悪い人の特徴なのですが、上記の4つが出来ないから、結果として早く動くことで物事をこなそうとします。

しかし、残念ながら、早く動いても物事は片付いていきません。

 

これもやって、あれもやって・・・ワー!急げ急げ!と考えている間に、上記の4つをした方が、頭の使うレベルが下げられるので、負担が減るのです。

その結果、余裕ができるので、作業の合間に時間が作れるようになります。

 

なので、何かを変える、のではなく、要領がよくなるにはまずは自分が何故要領よく動くかを洗い出すことが最優先事項なのです。

これも要領の良い考え方ですね。

例えば、「とりあえずやってみよう」というのは最低効率です。

勿論、色々と踏まえ、形作り、それが上手く回るかどうかの段階で「とりあえずやってみよう」であれば問題ありませんが、「とりあえず要領が良くなるやり方をやってみよう」ではやらされているだけになってしまい、結果としてその物事に対して早くなるだけなのです。

 

例えば、検索して一番に出てくるもので言っても、

1.やるべき仕事の優先順位を把握できている
2.何事にも臨機応変に対応できる
3.周囲の人にうまく頼れる
4.自分の得意・不得意な分野を理解している
5.自分のできることをまずは把握する
6.スケジュールを組んでから業務に取り掛かる
7.仕事に使えるフレームワークを活用する

と書いてあります。

これって、要領が良いから出来るだけであって、これをしたからといって要領が良くなるわけではないんですよね。

 

特に2.3.6.7はあまりにひどい。

これらを自分で意識してできれば、勝手に要領よくなってます。

これらは要領よく動きたいから、出来ることであって、これらをやったからと言って要領が良い人間になるわけではありません。

・・・ちょっと言い回しがややこしいですね。

 

なので、この中でまずしないといけないことは、

1.4.5.6番です。

2.3.7は上記が出来るようになってからでないと不可能です。

 

では、何故それらが大切なのか?

まずは最初に書いた通り、自分が何故要領よくしたいのかを考えないといけません。

そうしないと、その後の行動は絶対に出ませんからね。

 

自分は何故要領を良くしたいのか?→仕事の効率を上げて休憩を取りたい

その次にやるべきことは、自分が何故要領が悪いのか?です。

自分は何故要領が悪いのか?→仕事が遅いから

・・・となったら、絶対に要領が良くなれません。

大事なのは掘り下げていくことです。

 

何故仕事が遅いのか?→こだわりが強いから

と、さらに掘り下げていけば、解決する手段が見えてきます。

こういうパターンであれば、仕事を早めるにはこだわりを見せるべき場面なのか?それとも、ある程度で良いのか?と考えることができます。

例えば、ただの荷物の置き場所に何分かけても仕方ないでしょうし、その置き方にこだわるのはただの自分の趣味であれば、早急に辞めるべきなのです。

 

メールや説明などで多いのは、この言い回しで良いのか・・・?となることですね。

そうなった時点ですぐに調べたり、質問する、とすればすぐ解決します。

要領の良さは解決力の早さです。

解決力の早さは知識量です。

知識量は検索力です。

検索力は如何に早くあきらめるかです。

諦めずにこだわる人は、基本的に要領が悪いです。

 

そういう自分の特性を知っていき、遅くなる原因をつぶしていくことで、徐々に要領は良くなっていきます。

だから、上記に挙げられたものをしようと思っても不可能なのです。

 

次にしないといけないのは、自分の長所と短所を知ることですね。

それを知れれば、周りの人を頼ることができるようになります。

周りの人を頼ることができるようになれば、相手の特徴が見えるようになってくるので、対応力は上がっていきます。

対応力なんてものは、結局相手が何を求めているかをいかに早くつかむかですから。

 

急に起こっている人が来た!ど、どうしよう!?ってなっている時点でもうどうしようもありません。

まずは、相手の怒っている理由を聞く。そして、とりあえず謝罪する。非がなくてもです。

そこで通常は一度お互いに落ち着きます。落ち着かないとお互いに言葉が入らないので良くありません。

落ち着いた後は、相手が求めていることを聞き出します。

そうしないと絶対に物事は解決しませんから。

そして、相手が求めていることを聞き出せたら、それが自分が解決できるのか、自分では解決できないのかを判断します。

この判断が早ければ早いほど、要領が良いのです。

 

要領が良い人は頭が良いとか、視野が広いとかではなく、落としどころを見つけるのが上手いのです。

クレームが来たとしても、受けた人が対応するべきなのか、上司が対応するべきなのか、当事者が対応するべきなのかは異なるでしょう。

 

飲食店で言えば

「この料理汚いんだけど!?」であれば、受けた人で良いですし、

「料理に髪の毛が入ってたんだけど!?」なら当事者でしょうし、

「料理食って腹下したんだけど!?」だったら上司が出るべきでしょう。

対処できる人は基本的に決まっているので、そこでダラダラとあなたが対応しても仕方ないことが多いのです。

 

これは自分の能力や、周りの能力が分からないと分別できませんよね。

そして、自分の能力や周りの能力を知るには、自分の性根から変えていかないとしかたないのです。

ここまでを見たうえで、本当に変わりたいのか、ただ言われて悩んでいただけなのかを考えてくださいね。

反響があれば、また要領については書いていきます。


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