質実剛健。無骨。信じられるのはそういう人種！
先日、また結婚式場の見学に行ってきました。
前回のプランナーさんは客観性皆無だったので、嫌だったのですが、プランナーさんて皆ああいう感じなのかな・・・と思って臨んだ今回。
結果からいうと、そんなことはなかった、という結論でした。
結婚式なんて大きなお祝い事なので、本来プランナーさんはどれだけ夢を見せてくれるかなのかなぁ、とも思います。
でも、逆に言えば、めちゃくちゃお金がかかるので、現実的な観点で考えていかないと思うんですよね。
なので、プランナーさんとしては、多分先に行ったところの方が優れていたんだと思います。
彼女はそちらのプランナーさんが好きと言ってましたしね。
まあ、現実主義の私が気に入らない点を挙げていたら目が覚めたみたいですが(笑)
確かに料理はおいしかったんです。
そして、色々なイベントもやってくれるみたいなんです。
でも、よくよく考えると、私の年齢がおいしいと感じたり、楽しそうと思うイベントって、結婚式に呼ぶ層と合うかというと、微妙だと思うんですよね。
呼ぶ方の年齢層って、叔父叔母が主になると思うので、我々よりも20～40上と、祖父母の年齢層の50～60上になります。
勿論、友人枠とかもありますけど、正直別にそれらは本来優先ではないでしょうし。
そこに会社の人や、上司などが入ると、年齢層ってかなり高めになりますよね。
その層にお菓子とか、ソースのおいしい料理とかってあまり合わないよなぁ、って。
先に行った式場は、新しい式場っぽいので、店員さんの年齢層も若めでした。
だから、待っている間に様々なキャピキャピしたサービスがあるような感じでした。
でも、それって、喜ぶのは・・・範囲の狭い層だなぁ、と。
女性が喜ぶようなイベントが多かったイメージです。
多分、結婚式は女性がメインで決めるものでしょうから、そこからの集客にもつながるんでしょうね。
そう考えると、やっぱりふと我に返るとあまり良くないのかも。
先に見たところは、担当してくれたのはベテランレベルの人で・・・それでも私と同い年です。
アラサーでベテランは若すぎない？
そして、今回見学に行ったところは、私よりも10～20上のおねぇ様でした。
由緒正しいようなホテルだったので、すごくしっかりとしていて、良い意味で形式ばった方でした。
表情は豊かでしたが、まさに質実剛健で、式場そのものを過剰に見せることもなく、無理やり意見を拾い上げようとすることもなく。
また、そもそもホテルの従業員の層が高齢だったのもあり、すごく良い雰囲気でした。
私は整体院をしているので、この辺は凄く思うのですが、おしゃれで押していくのか、内容で押していくのか、感情で押していくのか、っていうのは、どの業界でもそうなのかもしれません。
私は性格柄、自分の能力を大きく見せるのは良しとしません。
そもそも、大きな能力があるとも思っていませんしね(笑)
それでも、勿論患者さんの身体をお預かりする中で「良く出来る！」という自身を持たないと失礼と思っているので、自信は持つようにしています。
でも、整体業界って、すごく悪いところがあって、新しい手技や、おしゃれな内装で技術をごまかそうとするところがあるんです。
勿論、同じように良くなるのであれば、おしゃれな内装、おしゃれなセラピスト、最新鋭の技術が良いと思いますが、実際には身体を良くするにはおしゃれなんてものは無用です。
そもそも、おしゃれと実用性って比例しませんしね。
うちの治療院は質実剛健です。
本当に必要なもの以外は何も置いてません(笑)
だから、シンプルに身体を良くしたい方が来てくれるんですけどね。
式場探しはそういうのを見直すのにも良い機会になりました。
大切なのは、自分が本当に求めるものと、相手が求めていることが本当に一致するか、ですね。
逆に言えば、我々消費者側は、如何にごまかされないかを重要視しないといけません。
だますつもりじゃなく、ごまかすつもりで来る営業は多いです。
だからこそ、質実剛健なものが信じやすいのです。
気を付けて行きましょうね。
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