「何故できないか」ではなく「何故継続できないか」と考える
継続は力なり、は金言だと思っています。
漫画やドラマ、映画なんかでも
「何万回しているんだから馬鹿でもできる」
と言ったようなセリフが出ることがありますよね。
皆さん、その経験がなくても、ましてやあったとすれば、その説得力はすさまじいと思います。
なので、一部の天才は取り除くとして、物事ができるようになるのは継続が最重要と言えます。
出来ないことができるようになるには、その事柄を継続し続ける必要があるのです。
私から言わせると、できない、のではなく、やっていないだけ、としか言いようがありません。
なので、できない人が「なぜできないのか」という点に考えても無駄です。
やっていないのだからできるわけがありません。
例えば、急にカーブを投げようと思っても無理ですよね。
勿論、理論さえわかっていれば多少のことはできるでしょうけど、できている、というレベルに行くには絶対に練習が必要です。
するだけ、のレベルならすぐに行けるでしょう。
しかし、ストライクゾーンに投げる、変化を大きくする、速度をコントロールする・・・とクオリティを上げようとすれば、それはどんどん難しくなると思います。
それを修正するには、どうすれば良いでしょうか。
練習するしかありませんよね。
勉強も仕事もなのですが、大体のことを皆さん難しく考えます。
そして、難しく考える癖にその物事に舐めてかかります。
数回でできるようになろうとして、でも、回数をせずにやり方を修正したりするのです。
カーブを投げるのに頭を使うのが最重要でしょうか。
いいえ、絶対に投げる感覚などを磨く方が早いです。
スポーツに関してはしないといけないのを皆さん理解しています。
だからこそ、言われなくても練習が大切なのを認識していたり、理論は多少で身体を動かすほうを多く行っていると思います。
大切なのは継続するための考え方と、やり方なのです。
私はなんだかんだブログがもうすぐ1か月たちそうです。
勿論、一か月程度であれば簡単かもしれません。
毎朝のジム通いは二か月に達しました。
一時期していた散歩は毎朝か夜に40分、1年間続けたこともあります。
お陰様で、ブログの記事数は増えていますし、身体は絞れてきています。
どんなにしょぼい人でも、すごい人でも、継続すれば絶対に結果は出てくるのです。
では、その継続の仕方は?
これは、仕組みを作ったり、ルーティンを決めたりすることで、固定化するのが最も簡単且つ確実な方法になります。
私の場合であれば、時間で決めることが多いですね。
ジムの時間は毎朝、出社前に40分程度。
その後、ブログに向かう時間を1時間。
このように決めておけば、時間ごとにすることが決まっているので、簡単にできます。
勿論、ずれ込むこともありますが、少々のずれは修正が簡単ですし、なによりそのほかの日に継続できていれば効果は折り紙付きです。
そして、最重要なのは「継続できる程度の負担」で抑えることです。
私はそもそもブログを書くのが大変ではないので、1時間は負担ではありません。
ジムに関しては、出社が待ち構えているので、このくらいの時間にしています。
その他、大嫌いな勉強も最近ではルーティンに入れました。
・・・笑っちゃいますよ?
毎日、資料を2ページ頭に叩き込む。
毎日、4ページ、読書する。
これを4月の中旬から始めました。
得意なブログ、筋トレは長めに。
嫌いな勉強は、短めに。
こうすることで、継続しやすく、ストレスフリーで行うことができます。
大切なのは、一回でどれだけ効果を出せるか、だけではありません。
一か月でどれだけ効果を出せるか、の方が重要なのです。
以前働いていた会社の社長と一緒にジョギングをしたことがあります。
私は毎日20分タラタラ走っていたのですが、社長は
「そんなんじゃ甘い甘い!俺は40分走るぞ!」
と言って、2日でいなくなりました。
大切なのは無理のない目標と、ルーティンです。
人から笑われても、最終的には自分が笑える結果を出せれば、そんなものはどうでも良いのです。
自分を過信せず、「え、これじゃ簡単すぎないか?」と思う程度の目標で良いのです。
少ない、と感じたら、継続は身についてから少しづつ増やせばよいのですから。