常識を疑えー!!!
以前書いた「仕事中に甘いものを食べるのはタブー」みたいな記事について、少しだけ反響があったので、今回もそれに関した話。
まあ、甘いものを食べたら頭が寄り回るようになるという謎理論を妄信するな、と同じで、今ある安っぽい常識を疑え、ってだけなんですよね。
良いとされているものは、本当に良いものであることと、何か裏があって良いとわれているものがあります。
テレビで何かの放送が続いているのは、スポンサーから受けが良いとか、激しい記事やニュースの方が視聴率が上がるとかですね。
こういう営業として当たり前のことを指して「陰謀論だ!」とかっていうのは愚の骨頂としか言いようがありません。
例えば、昔はお国が税金を絞るために、タバコには良いイメージを植え付けた時代もありました。
あんな煙が良いわけがないのですが、それでも情報操作というのはそういう効果がありますね。
もっと身近なことで言うと、病気になったときに「栄養のあるものを食べなさい」と言われるもの。
あれ、完全に嘘ですからね。
だって、病気ってどうやって治るか知ってますか?
身体の中の免疫細胞が、ウイルスや細菌を殺すことで、病気って治るんですよ。
んで、その免疫細胞ってどうやってウイルスや細菌に出会うと思います?
血液に混ざって、血流に乗るしかないんですよ。
では、栄養のあるものを取れば、免疫細胞ってより働くと思います?
そんなわけがない。
では、栄養を取れば免疫細胞が沢山作られると思います?
病気になってから栄養のあるものを取ったところで、今侵入してきている最近やウイルスに対抗するほど作る余裕なんてないに決まってますよね。
寧ろ、消化や栄養吸収に血液が取られるので、免疫細胞は身体の中を回りにくくなります。
だから、病気の時に飯を食えば食うほど、免疫細胞の働きを邪魔しているので、病気の治りが悪くなるのです。
勿論、時代劇のような時代では、そもそも免疫力を上げるための栄養が足りていなかったり、体温や血液を上げるための栄養素が足りていなかった時代はあるかもしれません。
しかし、今の飽食の時代では、そんな状態の身体になっている方は殆どいません。
寧ろ、余計な脂肪や偏った使い方をしている身体は免疫力を高める邪魔をします。
だから、風邪を引いたからと言って、栄養のあるものなんて食べないんで良いんです。
大切なのはしっかりと血液を回すために水分をとることくらいでしょうね。
このように、常識というのは案外もろいものであったり、使えないものが多いです。
というか、アップデートされていない話も多いわけですね。
あなたの常識はすでに最新のものになっていますか?