あー、頭使ったから甘いものほしー!・・・本当に頭使ってんの?
私はマルチタスク病なので、常に無駄に脳みそを使っています。
よく、頭を使った後には甘いものが欲しい、と言いますが、あれは嘘です。
私は沢山仕事をした後には塩分の強いものが欲しくなります。
あ、勿論、仕事の終わりや、ある程度の作業が終わり、休憩に甘いものをとるのには納得しています。
固めに固めた頭の中を、甘いもので緩めようとしているわけですから。
甘いものとはどういう効果があるでしょうか。
マクロビオティックや東洋医学の考え方では、甘いものというのは緩める効果があるとされています。
副交感神経に刺激を入れて、脱力、リラックスさせることで、身体をゆるませようとするわけですね。
なので、仕事終わりなど、カンカンに使っていた脳みそをゆるめるためには、甘いものを入れることで、急激に緩めるのは理にかなっています。
ってことは、仕事中に甘いものを入れる、というのは本来は間違っているのです。
だって、カンカンに頭を使っているのに緩めたのでは、思考が遅くなるのだから、作業が遅くなって今いますよね。
では、仕事中に入れるべき食べ物は?
それは、上記で書いた通り、塩分の強いものになります。
塩分の強いものは身を引き締めます。
交感神経を高ぶらせる効果があるのでしょうね。
頭をガンガン使っているのだから、緩めてしまっては逆効果になってしまうのです。
良く、甘いものは脳の栄養になる、と言います。
しかし、頭を使う上で必要なのは栄養ではなく、使うための環境作りなのです。
そもそも、炭水化物が主食なのだから糖質は十分とっていますし、糖質制限をしている人たちでもガンガン頭が回っている人は多いです。
糖質制限の方の場合には、ケトン体というものにとって代わるので、糖質がいらない状態になっているといえばそうなのですが。
逆に言えば、それだけ身体というのは順応し、どうにか動ける身体にしてくれるのです。
そうやって作り替えている身体に、無理やり甘いものを入れてしまっては身体はリラックスモードになってしまうので、邪魔をしていることになります。
勿論、リラックスしないのが良いわけではありませんよ?
新しい考えを出すときなどは、逆にリラックスして、頭をクリアにしてからの方が良いことも多いです。
しかし、ある程度の作業をこなす際には、必要なのは興奮状態の脳みそです。
なので、糖分を入れてリラックスさせるよりは、塩分を入れて無理やり締め上げるほうが仕事効率が上がるのです。
行っている作業、今抱えている仕事などに合わせて、糖分と塩分も使い分けてくださいね。
頭を使っているから砂糖、は正解ではありませんよ。