マルチタスク塾②マルチタスクになる練習
こんにちは、マルチタスク塾塾長です。
・・・へんな愛称ついてる。
今回は、具体的にマルチタスクをする方法です。
多分、マルチタスクをできない人は、マルチタスクをできる人間に対して、
「一度に同じことをするなんて、脳みそがいくつあるんだろう」
と思っているのではないか、と思います。
これがそもそもの大間違いなのです。
車を運転しながら雑談する、のように手と頭を別に動かすものであれば、勿論、一緒にことをしています。
運転は慣れるまでは意識が必要ですが、慣れてくれば、必要な時に集中すれば良いというのが分かると思います。
だからこそ、普通に話していて、必要なタイミングで「ちょっと待ってね」と言ったような言葉がけをすると思います。
勿論、道にも慣れていれば、「ちょっと待ってね」なんて言葉も出ないでしょうけどね。
マルチタスクは、脳みそを2つ持って、一度に2つのことをしているわけではありません。
実際には、1つのことをしながら、必要に応じて意識や集中力を切り替えているのです。
そして、マルチタスクができる人は、その切り替えのペースやテンポが非常に細かく、まるでいくつかのことを同時進行でしているように見えるのです。
文章で書き起こすと・・・・
【このデータはこれ入れて】
『あ、あいつが手が空いてるからこれ振って』
「今日の晩御飯は肉が良いかなぁ」
【よし、このデータはこれで良し】
『じゃあこれよろしく』
「いや、魚にするか」
と言ったような差し込み方をするのがマルチタスクの頭の使い方です。
勿論、これは私のようなマルチタスク脳のパターンなので、全員ではないと思います。
ただし、できるようになりたいのであれば、こういう使い方をする練習が必要です。
まずは、慣れている思考や行動に、慣れていない思考や行動を入れるところからしていきます。
それこそ、運転をしながら計算をするとか、慣れていないところへのドライブで終始雑談をするとか。
そうすることで、切り替わりのタイミングと、それをするベストのタイミング、集中力を切っても良いタイミングなどが見えてきます。
そのタイミングなどが見えるようになれば、マルチタスクはどんどん制度が上がり、初めてのことと初めてのことでも、同時進行ができるようになるのです。
そして、もう一つ。
本当に良く使う作業は無意識でできる状態を強くつくる必要があります。
例えば、会議中のメモを一生懸命とっても、軽く殴り書きをしていても、内容の理解が同じになるようにします。
そうすることで、会議50%メモ50%だったのを、会議50%メモ10%周囲の観察40%と言ったような分割ができるようになります。
そうなると、会議のスピードもクオリティもどんどん上げることができます。
疲れますけどね。
マルチタスクは疲れるものです。
そして、できるようになるまでの練習もまた非常に疲れるものです。
疲れないでゆっくり仕事するか。
マルチタスクで疲れるけど短時間で仕事するか。
好きな方を選んでくださいね。