ドムラス効率研究所

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ちょい見せ!健康塾!③おかしいのはチキンレッグだけじゃない!

「ププッ!あの人上半身に対して足ほっそ!」

俗にいうチキンレッグってやつですね。

上半身ばっかり筋トレしている人はジムでは嘲笑の対象になっていることが多いです。

「はへー。あの人筋肉モリモリだなぁ。力こぶが二の腕の2倍くらいありそう!」

筋トレ初心者に良くあることですね。

勿論、批判する気はありませんが、健康からはかけ離れた肉体です。

 

健康において最も重要なのはバランスの取れた身体です。

チキンレッグはまあ、嘲笑の対象としては仕方ないですが、我々健康系の仕事人間からすると、上腕二頭筋、大胸筋、腹筋ばかり鍛えている人間もどうよ・・・?と思ってしまいます。

勿論、そこをでかくするのが目的であれば、私のこの話は見当違いも甚だしいのですけどね。

 

「そもそも、筋トレすると健康になれんの?」

健康の定義にもよりますが、筋肉量が増えると、身体の耐久性は増すので、健康には近づきやすくなります。

腰痛のために腰のトレーニング、肩のためにじゃたのトレーニング、は安直ですが、理には適っているのです。

「えっ、じゃあしんどいところの筋トレすれば正解じゃん」

それが、そうとは言えないのです。

 

そもそも、腰痛の人は何故腰痛になるのでしょうか?

「腰の筋肉使い過ぎているからでしょ?」

そしたら引っ越し業者や、肉体労働者の方々ばかりになりますよね。

でも、実際は普通のサラリーマンでもありますし、スリムで綺麗なおねーさん達にも起きるものです。

「ああ、確かにそうしたら腰の筋肉の使い過ぎだけとも言えないのか」

いえ、ある意味では、腰の筋肉の使い過ぎなのですが、それは筋力不足によるものとはいえないのです。

 

「どういうこと?」

腰回りを固めるためには、腰だけでなく、お腹の筋肉も使います。

超簡単に言うと、お腹と腰の筋肉、二人が頑張ることで、身体をまっすぐに保っているわけですね。

しかし、腹筋が使えていないと、腰一人で身体を支えることになり、腰に痛みを及ぼすのです。

「ってことは、腹筋も鍛えないといけないのか」

超簡単にいうとそういうことですね。

 

なので、筋トレは基本的には前後左右、言ってしまえば全部を鍛える必要があるのです。

「でも、俺は力こぶのでかい超カッコ良い人が好きだけどなぁ」

勿論、そっちのカッコよさをとる方にはこの話は全く意味がないのでスルーしてください。

 

以前のボディビルダーさんの話とリンクしますが、身体を本当に上手く使うには全身の連動が重要となります。

勿論、絶対量として、筋肉が大きければパワーは出ますが、100のパワーがある上腕二頭筋だけで持つのと、それぞれ30のパワーしかない三角筋、大胸筋、上腕筋、腕橈骨筋などで持つのでは、後者の方がパワーはあるのです。

「結局は全身使うのが重要なんだね」

そうです。

勿論、自分で見るだけの超カッコよい肉体を作りたいのであれば、超でかい力こぶで良いと思いますけどね。

ただ、やはりどこかだけ極端に大きいのはおかしいですよ。

 

「でも、時間が限られているからなぁ」

屈筋をしたら伸筋、のようにしていけばそこまで時間はかかりません。

わかりやすく言えば、ベンチプレスした後は、ダンベル、のような感じですね。

「ベンチプレスした後はヘトヘトなんだけど」

そしたら、極端な肉体になるか、時間がかかるのは仕方ないですね。

 

健康のために始めたトレーニングなのか。

自分の求めているかっこよい身体作りのためのトレーニングなのか。

その辺は間違えないように気を付けてくださいね。